仕事へ行く途中で、いつも二度見してしまう場所があります。
車だし一瞬だし、何度通っても必ず。
え?聖徳太子?
え?墓?
歴史にウトい私ですが、聖徳太子は知ってます。一度に何人もの話を聞ける人ですよね?
りんご屋の自分は今、摘果で忙しいです。
だからこれだけの情報しか提供できないことをどうかお許しください。
でも、なぜここに…?
ここは鹿角です。大湯です。
これからアカシアがたっくさん咲く、黒森山の入り口です。
道路を挟みあるこの場所に、慣れることはありません。
そばに立つ「十和田山青龍権現の碑」を拝見します。
(※江戸時代〜昭和初期まで、聖地である十和田湖を目指した人々が旅立ちの儀「ハバキ履き」、十和田湖からの無事の帰郷を祝う「ハバキ抜き」を行った、神聖な場所であったということが書かれています。)
でも聖徳太子に関係あるのかないのか分からない。私だけですか!?
謎は深まるばかりです。
このなぞなぞを家に持ち帰り、夜、ふと思いました。
「ゲコゲコゲコゲコゲコゲコ」
外から聞こえてくるカエルの声が気持ちいい。
田植えの季節を迎え、水をたたえた田んぼから大合唱が聞けるこの時期。
「聖徳太子なら一匹一匹、何言ってるか分かるのかな…」
まず人じゃないしっ!
結局何だったか分かんないしっっ!
と、たくさんの声が聞こえそうだけど、っま、謎は謎のままで☆
仕事へ向かう別の道。
カーブだから危ないんだけど、車から少しでも多く眺めたい大好きな景色。
秋には黄金色が一面に広がり、思わずため息が出ます。
鹿角のお米、今年のできばえはいかに。
「ゲコゲコゲコ」
お?なになに?
ふふふ。やった♪♪
(ロケーションかづの理事・U)